洗車が完了したら、ワックスかコーティングで艶出しをします。しかし、その前にした処理としてコンパウンドで小さな傷を消す下処理を行う必要があります。
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コンパウンドで下地を作る
ワックスがけの前に下処理剤で塗装面をキチンと仕上げておくとより深い光沢が得られる上にワックスの耐久性を上げることができます。下地作りに欠かせないコンパウンドは、専用のクロスに少量ずつとってボディに塗り込んでいくのがコツです。コンパウンドは研磨剤が入っており、汚れと小さな傷を同時に落とすことができます。深い傷がある場合は、目の粗いものから細かいものにチェンジしながら仕上げていくのが基本です。
準備するもの
液体コンパウンド
ソフトクロス
ソフトなタッチで均等に塗る
使用する前にボトルを良く振る
液体コンパウンドは使う前に、良く混ざるように容器を振ってから使用するようにしましょう。ポイントは成分が異なるので、ボディカラーにあったものを選ぶことです。
スポンジにごく少量だけ液剤をつける
洗車してホコリを落としてから作業を開始します。液体コンパウンドはボディに直接かけずソフトクロスに少量ずつつけて使用します。ふんだんに泡を含ませて行うカーシャンプーとは違い一回に磨ける面積に合わせて少量ずつスポンジに液体をつけます。
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スポンジの液剤をボディにつけていく
一度に広い面積を拭こうとせず、少しずつ塗り伸ばして、磨く箇所に液剤が均一につくように塗っていきます。クロス折り返しながら、きれいな面を使用して、ポンポンと液剤を置いていくイメージで作業してきます。
柔らかく縦横に動かす
力を入れずにソフトなタッチで縦横にソフトクロスを動かして磨き上げます。こすり傷は少し目立ちますが、その場合は細目のコンパウンドを使用しましょう。直接塗布すると、塗り込む時に、この隙間にコンパウンドが入り込んでしまうので注意しましょう。ザラつきが残っているようなら、極細目で同じ作業を繰り返します。ムラを防ぐためにもあまり力を入れず縦横にソフトに塗り込むことを本当に大切です。両手で磨くと比較的均等な力で磨くことができますよ。
樹脂部分にはつけない!
白く跡が残るので、樹脂部分にはつけないように注意しましょう。付着したときはすぐに拭きとるか、ピッチタールで落とそう。
ソフトな布で吹き上げる
マイクロファイバーなどの乾いた柔らかい布で拭き上げます。完全に乾くと拭き取りぬくく、力が入ってしまい傷をつける原因となるので、半乾きの状態で作業しましょう。
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