車を長持ちさせる方法

車のエンジンがかからない原因

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車のエンジンは「吸入」「圧縮」「燃焼」「排気」を繰り返し動いています。この4つのサイクルがスムーズに作用していれば、エンジンは調子いいはず!しかし、乗っていればいずれ不調は起こるもの。その不調を放置していて、ある日突然エンジンがかからない!なんてことがないよう、未然にトラブルの予兆を察知しましょう。

 

エンジンの「ガタガタ」という振動の原因

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エンジンの4つのサイクルのうち、1つでも不調だと、まず振動となってドライバーに調子の悪さを伝えてきます。エンジンの調子の悪さを見分ける方法として、まずはエンジンをかけた際のアイドリングの状態です。エンジンをかけた瞬間に前側にあるエンジンルームが「ガタガタ」とするのは、エンジン動作のがバランスよくないためです。AT車の場合、PレンジからDレンジに切り替えると、さらに振動が激しくなります。問題は、しばらくはそのまま走れてしまうので、ほとんどの人がその「不調」を放置してしまうことです。しかし、このまま放置してしまうと、当然エンジンは壊れて車は動かなくなります。エンジンの修理代は高いですよ。その他に、エンジン自体の調子が悪いのではなく、エンジン内に火花を散らすためのプラグのコードが劣化しているだけというケースもあります。この場合も、「ガタガタ」と不調を伝えてくるわけですが、このプラグの交換だけであれば、安く修理することは可能です。しかし、この劣化を放置するとやがて、エンジン本体にも影響を及ぼしますので、「ガタガタ」と振動が大きくなったら、必ず整備屋へ行くことをおすすめします。

ガソリンをエンジンに噴出するインジェクションも、トラブルが起きやすいため注意が必要です。トラブルが起きて適切な量のガソリンをエンジンへ噴出できないと、効率よくガソリンが燃えません。そのため、燃費が悪くなり、アクセルペダルを踏んでもパワー不足で、つい余計にアクセルを踏んでガソリンを消費してしまうという悪循環になるのです。

エンジン周辺には、振動を抑えるためマウントという部品があります。これはゴム製なので長年使用することで経年劣化で硬くなります。このマウントが原因で振動を起こす可能性もあります。いずれにしても、「ガタガタ」というバランスの悪い振動をしたら、早めの修理が必要です。放置してよくなることは絶対ありません!

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車の振動音がカラカラという異音だったら最悪

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上記のようなバランスの悪い振動を長年放置すると、ボディーブローのように車へダメージを与え蓄積していきます。そして、エンジンをかける時に、「カラカラ」「カツカツ」などと乾いた音がするようになります。これは最悪です!

その音の原因はエンジンパーツの一つであるタペットという部分にトラブルが起きている可能性が非常に高いと考えられます。これらの音の原因がすべてタペットの不具合とは言い切れませんが、タペットであれば、このまま放置すると大規模な修理が必要になります。すぐ修理!レベルの症状です。早い段階なら、調整など割と安い修理費ですみます。「カラカラ」と異音がした場合はすぐディーラーやカーショップへ持ち込んでください。

注意すべきエンジン周辺の異音で、補器類を動かすゴム製ベルトが「キュンキュン」「シュンシュン」と鳴りだすことがあります。これはベルトの経年劣化で硬くなったために起こる警告音みたいなものです。ベルトが空回りしているため、切れるとハンドルが重くなり、車が動かなくなる可能性があります。これも即修理コースです。

結論からいうと、エンジンまわりの不調は『振動』⇒『異音』とレベルが上がってくるので、不調を感じたら絶対に放置してはいけません。症状が進むにつれ修理代も大きくなりますし、故障したタイミングによっては命にかかわります。なんか、人間といっしょですね。

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